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コンセプト
情報化社会に於ける段取り。
これまで非常に多く見られてきた企業内外の情報化・ネットワーク化における失敗の殆どは情報そのものを疎かにしていたからと言っても過言ではありません。システムやネットワークといったインフラは整備できても、コンテンツがなければ利用者はいません。情報(ソフト)があって始めてシステムやネットワークが生きてくるのです。

国家プロジェクトの観点からでは、2001年1月からE-Japan戦略1.インフラの整備、通信料の低料金化等、2003年7月からE-Japan戦略2. -サービスの向上、人材育成等というステップになっていました。E-Japan戦略1から戦略2でシフトしたものは、簡単にいえばハードの強化からソフトの強化でした。40年前で例えるなら、戦略1(ハード)は、テレビ局の構築、通信網の整備、家庭用ケーブルの普及です。戦略2(ソフト)は、それを利用して、撮影、編集、放送、運営、そしてそこから文化の活性化、文化の創造化をすることです。テレビ局はそう多く増えることはありませんが、コンテンツは常時制作されなければ、視聴者はたちまちのうちにいなくなってしまうでしょう。一方、ビジネスにおいての情報戦略はどうでしょうか?インフラの構築で目的を達成し、ビジネスを成功に導くと錯覚してはいないでしょうか?すでにインフラ構築だけを考える時代は終わったのです。時代が必要としているにはIT専門家ではなく、ソリューション、コンテンツ制作、運営のエキスパート(Media Organizer)です。圧倒的にソフト面での作業内容が、ハード面に比べ多い、文字情報・映像・アプリケーションサービス等においては、ソフト制作者の発想の転換・情報収集能力・コンテンツを維持管理するための技術など、視聴者の納得するコンテンツを供給する人材が広く求められています。

情報化社会の中でクライアントが自ら情報を供給し、ユーザは素晴らしい体験をする。ユーザとの関係がより良いものとなり社員のモチベーションが向上する。そのような、成功させるための仕掛けづくりや環境づくりの面でビジネスパートナーとしてクライアントを支援したいと考えています。
ユビキタス時代について考えること
ユビキタスという言葉は以前からありましたが、この数年間の間で盛んに使われるようになってきました。世界中でインターネットが利用され、国内でもブロードバンドが急速に普及しました。現在ではフリースポットも増えています。携帯電話や家電製品、自動車のカーナビゲーションシステムもネットワークに接続されるようになり、複雑なネットワークな知識や操作方法の習得も必要はなくなっています。誰もが簡単にネットワークを形成し、必要な情報にアクセスして利用できるようになるのです。ユビキタス時代は地域のIT活性化にも多大なる影響を与え、デジタル・デバイドを解消することでしょう。情報は生活の至るところに行き渡り、より安全で便利なデジタル・デバイドのない社会が期待されています。

ビジネスにおけるユビキタス時代を考えてみましょう。会社にあるすべての情報がネットワークを通して利用できるようになれば、社員が仕事をするため特定のオフィスに集まる必要はなく、世界中のどこにいても同じように作業ができ、IP電話やビデオ会議の活用によりミーティングもできるのです。ユーザも世界中のあらゆる場所からサービスを利用できるようになります。つまりビジネスにおいてインターネットを活用することは、どこにいても仕事ができるようになるということなのです。そして信頼できるパートナー同士であれば、優秀な人材がグローバルな観点からネットワークを形成し、お互いの顔を合わせることなく一緒に仕事を進めることも可能な世界が実現しているのです。私たちはこれからのユビキタス時代やさらに先の時代を迎えるにあたり、常に新しい取り組みに挑戦しています。挑戦の中で新しいビジネスモデルや新しいライフスタイルを作り出すアイデアを見つけ出し、足りない部分をニーズとして捉えているのです。新しい体験、そして新しいイノベーションを作り続けることが私たちの役割なのです。
企業が変わるべき姿
新しいビジネススタイル、企業スタイルはオンラインをベースに考えられ始めています。これまでの企業スタイルでは企業の中にウェブ制作やウェブビジネス部門があり、その担当だけがウェブに関する作業を行う「会社の一部としてのウェブ」を作られていました。しかしこれからはウェブの中に企業や社員が存在するのです。本体の実態はネットワークを通してウェブ上に存在し、その中で社員が動くというインターネットがあっての企業スタイル。Yahoo!やGoogleを例に挙げさせていただくと、ユーザとのやりとりは原則としてすべて問い合わせフォームや電子メールです。ウェブを通してユーザと関わり作業をしています。先ずは経営者の皆様がこのようなビジネススタイルを体験してみて下さい。

ウェブの中に企業が存在し、ウェブサイトが企業の顔となる。ユーザの視点では「企業 = ウェブサイト」となるビジネスを始めるのです。全てのIT化に取り組み、社員の皆様が仕事のツールとしてだけでなく、生きる方法としてその空間を認識し始めてもらうことが長期的な会社のビジネスを支える上で重要なポイントとなるでしょう。これは行政が電子自治体化していることに似ています。企業によってビジネスモデルは異なります。私たちの仕事はウェブ制作のコンサルタントではなく、ウェブを中心とした業務の流れや環境づくりから始まります。クライアントのビジネスモデルをヒアリングし、オーガナイズしてITモデル化することであり、クライアントのビジネスを成功へ導くための支援なのです。私たちの支援と同時にクライアントのスタッフに皆様によって会社組織の形作りやビジネスを変えて頂きたいと考えています。ビジネスの中には人間が存在し、それぞれの人間にそれぞれの生活があります。ビジネスだけではなく、生活をともなった総合的な提案を推進したいと考えています。
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